3月31日に
久しぶりではないかと思うのですが、午前中はとにかくひたすら寝て過ごしました。どうにもからだが起こせず、頭は朦朧としているし、とにかく寝ていようと思ったら、たちまち昼になってしまいました。
さて雨も上がったことだし、今月中にやらなくちゃいけないことだからと、午後になって原チャリを購入したスギヤマ成田店までぶらぶらと出かけてきました。途中で10円団子小饅寿を買って。点検で空気圧調整などをしてもらったら、はっきりと体感できるほど乗り心地が良くなっていました。やはり点検は大切なんだなぁと思いました。ちなみにスギヤマ成田店は購入後ずっと半年ごとに定期点検を無料でしてくれるのがとてもありがたいです。
雲の切れ間に富士山が鮮やかに見えました。雪をだいぶかぶって輝いていました。秦野界隈に住んでいると富士山が見えること自体が「日常」なので忘れがちですが、これはものすごく恵まれたことなんですよね。富士山はやはりいい山だなと思います。
明日からは4月なんですよね。世間のいろいろなところで新しいスタートが始まるのでしょう。
ぼくはしっかりと乗り遅れてその4月を迎えます。
いろんなことがこころに浮かび、千々に乱し、やるせなさを残していきます。「こんなことなら……」と誰とはなしに恨んでみるのもいいかと思っても、たちまちそれが刃となって自分に向かい、「そら、そんなにだめになっている」と、小さく嘲ってたまらない笑いを浮かべて去っていきます。こころは一つのことばでは表せない感情を混沌と混ぜ合わせ、こころそのものであることに耐えかねているほど苦しんでいます。
それでも、そこから、そんなところから、新しい一歩となる、決意となるものを産み出して、その弱い胎動を大切に大切に育んで、未来への足がかりにしようともがいています。
ぼくはそんなふうに、4月にしっかり乗り遅れて突入します。
足下おぼつかず、よろけて、転んでは、しばらく休んで立ち上がるような、たとたどしい歩みをそれでも、こころとあたまとからだに始めさせています。
「お前たちのことは、ぼくがいちばん知っている」
自身のぜんぶにそう言い聞かせ、とにかく歩いてみようと声をかけ続けて。待つもののある場所に帰るためではなく。すでに前を行くものに追いすがるためでもなく。
この歩みでしかたどり着けない場所があるよ。
あてのない約束であるのに、自身のぜんぶにそう言い聞かせて。けなげにも自身のぜんぶも、そのすべてをわかっているのに、歩みを始めてくれています。
……お前たちのことは、ぜんぶ、ぼくが知っている。
そう、今日バイクの点検だけがやったことのぜんぶだったようななさけない一日も、けなげに、実にけなげに、一歩を刻んでいたことを。バイクの往復のあいだの、風にすぐに後に飛び去る小さなつぶやきの一つひとつがどれだけせつなかったか。
あたま、からだ、こころ。みんなよくがんばっている。
明日は潔くみんなで乗り遅れよう。乗り遅れつつ、小さくてもまた一歩歩こう。
ぼくはそれをちゃんと知っている。
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