グルメblogどう読む?
グルメ系のblogって多いですよね。なんかみんなこだわりがあって、それぞれ訪れた店の紹介というより、評価を書いているのが多いですよね。
これ、よく読んでいるとおもしろいのですが、絶対とは言えませんが、blogのページが増えてくると確実に文体が変化しているものがとても多いのです。
当初はだいたい「私が食べたお店を紹介します。何かの参考になればうれしいです」的シチュエーションから入るパターンが多く見かけられるのですが、長く続いて、ちょっとコメントなどで反応があると(またグルメ系は反応が多そうですね。みんな「その店ならひと言私も言いたい」があるんですね)その充実感からなのか、確実に「評価」性が強まっていきますね。そして、作者(管理人)がだんだんと自分の舌と経験に自信を深めていくのが、文体の微妙なところで読み取れて、結構楽しめます。(そんな読み方しているニンゲン少ないだろうなぁ)
これも是非を言っているのではなくて、そういうもんなんだなぁということが、単純に楽しいのです。
吉田拓郎さんが途中で中止になった今回のコンサート用パンフのなかで述べていたことなのですが、何年も生きてきたけど、語るウンチクがない。また趣味がないということを述べていらっしゃいました。すごーくよくわかります。
ぼくもないニンゲンなんですよ。飲み会などで後輩にいろいろウンチクをのたまっている方を見ると、「ほうっ」と単純に見とれてしまいますし、「先輩ぜひ、この件について……」的な接近をされると「俺、アホだからわかんないなぁ」って感じで。
前も書きましたが嗜好に関することなんて、絶対に人に「説く」ことなんてできませんね。自分が好きか嫌いかは言えますが、それが味覚として正常なのかどうかわかりませんし。まして、嗜好を強制されることぐらい、ニンゲン苦痛はないですものね。
グルメも、そりゃあ、おいしいもの食べたいけど、並ぶの嫌いだし。どれだけおいしいって店でも、ずらっと並んでるの見ると、「ああ、駅前の牛丼でいいや」ってなっちゃうし。それに、梅干、鍋物の白菜、紅ショウガ以外はたいていのもの、なんでも「おいしいなぁ」っていう単純さだし。
だめですね。
それでもですね。最近、「まぁ、この舌もそこそこはまともかな」と思ったのは、例の赤福餅。10年ぐらい前職場の人と旅行に行ったら、名古屋で買ってきた人が新幹線でひろげて、みんなでつまんだんです。その時ひとり、「これ硬くて餅、マズイな。餡もそんなじゃないし。こんなのよりうまい餅や団子、いくらでもあるぞ」と、いっしょに食べていた人に言ったんです。周囲の人は「えっ、これ名産品なのよ」って教えてくれていましたが。
妻は京都の人なので、学生の時修学旅行で行って、伊勢で食べたそうです。その時はどうということはなかったのですが、その後京都で、まぁ折につけ赤福餅を頂くことがあったそうですが、ぼくとまったく同じ感想を持っていたそうです。だから、二人とも自費で買った経験はゼロ。
そこで、今回の騒動。
なぁんだ、結構ぼく、まともじゃん。
でも、自宅の牛乳、賞味期限3日オーバーまで平気で飲みますけど。
大丈夫でしょ、それぐらい。(妻子には飲ませませんが)ちょっと酸っぱくなったら飲料ヨーグルトと同じだし。(全然違うけど)
ちなみに並ぶのは大嫌いでちょっと病的かもしれませんね。戦後行列があると、みんなわけもわからずとにかく並ぶという現象があったそうですが、ぼくは生き残れなかったでしょうな。
これも職場のみんなでおいしいレストランに食事に行ったら並んでまして。ぼくだけ「いいや、さっき見かけた蕎麦屋で食べてくる」とやって顰蹙でしたね。並ぶの嫌いなんです。はい。
床屋も二人並んでいたら、もうその日はやめちゃいますね。
若き日、女の子とディズニーランドに行って、アトラクション並んでいる間、ずっとぶーたれていて、あげくにゲームボーイを始めたり、通りかかったディズニーキャラクターに「バイト代いくらです?」と聞いたり。ミッキーを見て喜ぶその女の子やら周囲の人がいるというのに、「自分はかわいいと思いやがって。黒ネズミの分際で」と言い出したり。最悪のニンゲンですね。(ちなみにですが、我が家では夫婦と子ども全員が、ディズニーランドを「ねずみーランド」とか「黒ネズミの館」とか呼んでいます。ディスニーファンの方ごめんなさい)当然、グルメもうんちくも何も語るものはありません。
パソコンもいじるし、ギターを弾くし、若い頃から日本全国野宿旅やら、アポなし英語ほとんどしゃべれないのに単身海外旅行したり、文章も書くけど、趣味ってもんじゃないし。
最近うどんなど、冷凍のヤツやたらうまいなと思ったりしています。
なんでも醤油をかけるのが好きだし、マヨネーズが大嫌い。
グルメにはなれんなぁ。
皆さんもグルメのblog、ちょっと観点を変えてみるとおもしろですよ。
最後のオチとしては、職場で
「秦野でいちばんおいしい店はどこです? ラーメンも有名な店があるし、自然が豊富でいろいろおいしいものありそうじゃないですか」
と尋ねられて、
「うちの夕食だね」
と答えました。ぼくはケッコンしてから妻がつくってくれた料理に文句を言ったことは一度もありません。エチケットの問題もありますが、実際のところおいしいからです。「今日は手抜きをした。ごめん」と言われても、「全然気にならないから」と答えています。たまに子どもがぼくの分までおかずをたいらげているときがあります。それでも平気です。みそ汁やらふりかけやら海苔で充分食べてます。
仕事で遅くなって夕食が一人になると洗い物が楽なので、台所で食べています。それも不満などありません。真の横着者とはこういうモンだと思いますね。
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